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投稿日:2024年12月27日
最終更新日:2024年12月27日
ECサイトのリニューアル手順は?メリット・デメリットや注意点を紹介

ECサイトをリニューアルすればユーザー体験が向上し、売上向上や顧客満足度向上につながる可能性があります。リニューアルをする際は、実施する目的の明確化が重要です。本記事では、ECサイトをリニューアルするメリットや注意点を解説します。

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ECサイトのリニューアル手順は?メリット・デメリットや注意点を紹介

ECサイトのリニューアルとは、サイトの見た目だけではなく、ページを構築するシステムを変更して、コンテンツや機能を見直すことです。サイトの課題を解決するために必要な施策ですが、具体的にどのような手順で進めれば良いのでしょうか。

 

本記事では、ECサイトのリニューアル手順やメリット・デメリットについて解説します。おすすめのホームページ制作会社も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

【この記事で分かること】

- ECサイトのリニューアルに関する概要

- ECサイトをリニューアルするメリット・デメリット

- ECサイトのリニューアルにおすすめのホームページ制作会社

 

⽬次

    ECサイトのリニューアルとは?

    ECサイトのリニューアルとは

    ECサイトのリニューアルは、デザインの刷新にとどまらず、システムや各ページのコンテンツ、機能などあらゆる仕様を見直し、再構築することを指します。ECサイト全体の課題を根本から解決したい場合に、リニューアルを実施します。

     

    リニューアルする際はECサイトの現状分析を行い、全体の課題を抽出しなければなりません。サイト改修と比べて大掛かりな工程を求められますが、サイトが抱える課題を解決するためには必要な施策です。

     

    ECサイトをリニューアルする目的と種類

    ECサイトをリニューアルする主な目的は以下の通りです。

     

    - 時代に合わせてモバイル対応するため

    - 購入率を改善して売上を向上させるため

    - 機能を追加してユーザー体験(UX)を向上させるため

     

    目的を達成するためには、ECサイトの状況に合わせて、デザイン変更や機能追加、プラットフォームの移行など、さまざまな施策を実行する必要があります。

     

    リニューアルで確かな成果を出すためには、目的と目標を決めた上で実施することが重要です。

     

    ECサイトリニューアルの進め方と具体的な手順

    ECサイトリニューアルの進め方と具体的な手順

    ECサイトリニューアルの進め方と具体的な手順を解説します。

     

    - ステップ1:現状分析と課題抽出

    - ステップ2:目標設定と方向性の決定

    - ステップ3:要件定義とリニューアル計画の策定

    - ステップ4:デザイン・UI/UXの改善

    - ステップ5:開発・テスト・移行作業

     

    それぞれのステップを解説します。

     

    ステップ1:現状分析と課題抽出

    ECサイトのリニューアルを実施する際は現行サイトを分析し、課題を抽出します。

     

    まずはECサイトのどこに問題点があるのかを洗い出します。ユーザーの視点に立ち、どの部分で購買行動が止まっているのか考えましょう。例えば「カートに入れてから決済画面までの遷移に時間がかかる」「新規ユーザー登録にかかる手間が多く、登録手間で離脱が起こっている」など、改善すべき点が明確になるように、具体的な課題を挙げると良いです。課題を探す際は、自社サイトと競合他社サイトを比較するのも効果的です。

     

    また改善点を洗い出す際は、日々サイトに触れている運営スタッフにもヒアリングをしましょう。ユーザー視点で使いやすいサイトにリニューアルしても、運営の効率が下がるようであれば結果的に売上の低下につながるかもしれません。そのため運営側の管理画面の使いやすさも考慮してリニューアルを進める必要があります。

     

    ステップ2:目標設定と方向性の決定

    ECサイトから抽出した課題点を基に、目標設定とリニューアルの方向性の決定を行います。

     

    目標を設定する際は、具体的な数字を用いることが重要です。例えば、売上向上を目的にリニューアルを実施する場合は、「UIを改善して1カ月の売上を20%増加させる」のように設定します。

     

    またリニューアルの方向性は、ECサイトのターゲット設定や集客導線が適切かどうかなどを見直した上で決めましょう。

     

    ステップ3:要件定義とリニューアル計画の策定

    リニューアルの目的を達成するための要件を洗い出します。ECサイトのリニューアルでは以下のようなポイントについて、どのような仕様にするのか定義することが必要です。

     

    - 各ページの構成

    - レイアウト

    - サイトマップ

    - 決済手段

    - カート

    - 受注管理

    - セキュリティ

     

    要件定義が済んだら、リニューアル計画を策定します。ECサイトのリニューアルをベンダーに委託する場合は、ワイヤーフレームのラフを事前に作成しておくことでスムーズに進むでしょう。

    ステップ4:デザイン・UI/UXの改善

    策定したリニューアル計画を基に、ECサイトをデザインします。

     

    ECサイトをデザインする際には、UI/UXの改善が重要です。UI/UXはサイトの「見やすさ」「使いやすさ」に関わっており、ユーザーの購買行動に影響を与える要素となります。

     

    そのため、商品までの導線が分かりやすいかや、商品をカートに入れた後はスムーズに決済できるかなどを確認してください。

     

    UI/UXを重視してデザインをすることで、顧客満足度の向上につなげられます。

     

    ステップ5:開発・テスト・移行作業

    ECサイトのデザインが決まったら、サイトへの実装を行います。ベンダーに開発を委託する場合は、進捗を確認するために定期的な打ち合わせを実施しましょう。

     

    またECサイトの開発完了後は、すぐにサイトをオープンできるわけではありません。

     

    バグやエラーなどが発生する可能性があるため、運用テストの実施が必要です。テスト環境で、ユーザーが問題なく商品を購入できるかを必ず検証してください。

     

    最後に、新しいECサイトへの移行作業を行って、リニューアルは完了です。

     

    ECサイトリニューアルのメリット・デメリット

    ECサイトのリニューアルにより、ユーザー体験の向上や競合他社との差別化などのメリットが得られます。一方で、費用面や運用担当者の負担増などのデメリットもあるため、双方を把握した上で実施を判断しましょう。

     

    - リニューアルのメリット

    - リニューアルのデメリット

     

    リニューアルのメリット

    ECサイトのリニューアルには以下のメリットがあります。

     

    - 競合他社と差別化できる

    - 自社のブランディングにつながる

    - モバイルに対応できる

    - SEOの効果が期待できる

     

    多くの企業がECサイトを運営しているため、自社を選んでもらうには競合他社との差別化が必須です。サイトのリニューアルで独自の価値を提供できれば、競合他社と差別化できます。

     

    また近年はスマートフォンでECサイトを利用するユーザーが多く、モバイル対応のサイトにすることでユーザーから選んでもらいやすくなるでしょう。

     

    またリニューアルではサイト全体を見直すことになるため、サイトの構造を改善すればSEOでもプラスの効果が期待できます。

     

    リニューアルのデメリット

    ECサイトをリニューアルするデメリットは以下の通りです。

     

    - リニューアルにはコストがかかる

    - 運用担当者の負担が増える可能性がある

    - デザインの変更でユーザーが離れる可能性がある

     

    ECサイトのリニューアルには必ずコストがかかります。そのため、発生するコストを予算に組み込むことが重要です。

     

    またリニューアル作業は通常業務と並行して行われるため、運用担当者の負担が増えるかもしれません。本来の業務の効率が一時的に低下する場合があることも考慮しておきましょう。

     

    加えてデザインを大幅に変更した場合は、ユーザーが混乱する恐れがあります。ユーザーが「これまでとは違うブランドになってしまった」と感じ、離脱されてしまう可能性がある点は留意が必要です。

     

    ECサイトリニューアル時の注意点

    ECサイトをリニューアルする際には、いくつかの注意点があります。リニューアルの目的を達成するためにも、注意点を把握しておきましょう。

     

    - SEOの保持と改善

    - 既存顧客への影響を最小化

    - リスク管理

     

    SEOの保持と改善

    ECサイトのリニューアルでドメインやURLの変更を伴う場合は、「301リダイレクト」の設定を忘れずに行ってください。

     

    301リダイレクトとは、URLが変更される際に利用する転送処理です。301リダイレクトを設定することで、ユーザーが旧サイトにアクセスしても、リニューアル後のサイトに転送してくれます。

     

    またリニューアルによってページや画像が増える場合は、サイトの処理速度が低下していないかを確認して、必要な場合は改善しておきましょう。

     

    既存顧客への影響を最小化

    ECサイトをリニューアルする際は、既存ユーザーに向けて事前の告知を行ってください。

     

    特にリニューアルによって、ユーザーがIDやパスワードを再度設定しなければならない場合は注意が必要です。事前告知ができていないと、ユーザーがECサイトを利用できず、クレームにつながる可能性があります。

     

    またサイト内にヘルプページを準備しておくことで、ユーザーが新しいサイトの使い方で困った場合に参照してもらえるでしょう。

     

    リスク管理

    ECサイトをリニューアルする場合は、リスク管理のためにテスト環境でバグやエラーを徹底的に検証してください。

     

    うまく実装できたと思っていても、「エラーメッセージが出て商品を購入できない」などの不具合が発生するかもしれません。リニューアル後のサイトに不具合が生じると、ユーザーの不満につながります。

     

    またアクセスが集中することでサイトのパフォーマンスが低下するケースもあるため、サーバーの容量も見直しておきましょう。

     

    ECサイトリニューアル向けのホームページ制作会社おすすめ5選

    ECサイトをリニューアルする際は、経験豊富なホームページ制作会社を選ぶことが重要です。ここでは、ホームページ制作会社のおすすめ5選を紹介します。

     

    - 株式会社アイウェイヴ

    - 株式会社トラストビジョン

    - 株式会社ジーピーオンライン

    - 株式会社S&Digital

    - 株式会社マール

     

    株式会社アイウェイヴ

    株式会社アイウェイヴは、女性集客・マーケティングを得意とするWeb制作会社です。女性のみで構成されたチームで制作を行っており、これまでの制作実績は1万6,000件を超えています。

     

    女性向けの集客を得意としていますが、男性をコアユーザーとして定着させた事例も多く、男性が多い業界での集客にも有効です。

     

    女性ならではの多角的な視点で企画設計を行っており、きめ細かな対応や消費者目線の提案を実施しています。

     

    また企画設計からサイトの実装、運用サポートまで提供しているのも特徴です。制作後の更新作業や運用に関する悩みを相談できる環境が整っています。

     

    株式会社トラストビジョン

    株式会社トラストビジョンは、高品質・低価格・高スピードのサービスを提供するWeb制作会社です。2012年に創業した会社で、Web制作やシステム開発などのサービスを提供しています。

     

    ECサイトの構築・運用に関しては、各プラットフォームに対応したサイトを制作できる点が特徴です。ASPカートだけでなく、モール型ECサイトについても相談できます。

     

    また、デザインだけやコーディングだけなど、スポットでの依頼も可能です。早急なECサイトのリニューアルが必要な場合は、短期間での制作・修正にも対応しています。

     

    株式会社ジーピーオンライン

    株式会社ジーピーオンラインは、マーケティング戦略に基づいたWebサイト構築を得意とするWeb制作会社です。100名規模の制作体制を保有しているため、企画提案から開発までワンストップで依頼できます。

     

    顧客ニーズの理解を重視しており、十分なヒアリングを行った上で適切なデザインを提案してくれるのが強みです。重要な打ち合わせは対面で行っているため、細かい希望もしっかりくみ取ってもらえます。

     

    また属人化しないサービスを提供しており、幅広い知識と経験で希望に合わせたカスタマイズが可能です。

     

    株式会社S&Digital

    株式会社S&Digitalは、運用からマーケティング実務までのフルサポートを実施するWeb制作会社です。ECサイトの収益拡大を目的とした制作業務やコンサルティング業務を提供しています。

     

    データ分析とコミュニケーション戦略に特化しているため、ECサイトの強みや打ち出しポイントを提案した上での制作が可能です。

     

    株式会社S&Digitalでは自社でECサイトを運用していることから、集客や売上向上を見据えた長期目線の制作を提供してくれます。

     

    またWebLINKs経由で問い合わせた場合は、お試しプランとして初月の契約を無償で提供してもらえるのも特徴です。

     

    株式会社マール

    株式会社マールは、低予算・短納期でもハイクオリティのサービスを提供する広告デザイン会社です。Webサイトだけでなく、企業が必要とするさまざまなデザインツールの制作を行っています。

     

    顧客との対話を重視しており、希望を丁寧にヒアリングした上で、適切な提案を行ってくれるのが特徴です。何度もの打ち合わせを重ねた上で、希望に沿った制作を行ってくれます。

     

    また小規模の会社ですが、技術と経験を持つスタッフがそろっているため、多種多様な業種のECサイトのリニューアルが可能です。

     

    目的を明確にしてからECサイトをリニューアルさせよう

    ECサイトは自社の商品と顧客をつなぐ窓口です。売上向上や顧客満足度向上を目指すには、ECサイトでのユーザー体験を向上させ購買行動を促進する必要があります。そのためには現状把握と適切なリニューアルが欠かせません。

     

    ただし、ECサイトのリニューアルには、手間やコストがかかります。自社で内製するのが難しい場合は、ホームページ制作会社への委託も検討してみましょう。

     

    制作会社をお探しの方には、WebLINKs(ウェブリンクス)の利用がおすすめです。WebLINKsでは、全国8,000社から厳選した10年以上の経験があるホームページ制作会社を紹介しています。

     

    これまでの相談実績は5万件を超えており、サービスは無料で利用できます。ECサイトのリニューアルを検討している方は、ぜひWebLINKsにご相談ください。

     

    この記事を書いた人

    ウェブリンクス運用担当

    ウェブリンクス運用担当

    ウェブリンクスの中の人。主にコンテンツ周りの運営を担当しています。またお客様のご要望に対して、おすすめの制作会社を探すことも得意。 Web業界でのキャリアは長いため、そのノウハウをお伝えしていきたいと思っています。 【経歴】 Webコンサルタント歴:具体的に19年 Web戦略をプロデュースした企業数:950件超 ■得意ジャンル・業種: ・SEOを重要視したWebサイトの設計・企画・プロデュース ・業務効率化を含む、Webシステムの実装とWebサイト戦略 ・売上規模3億の企業様の売上を10億に伸ばすためのWeb戦略 ・求人数を倍増させるためのWeb総合戦略設計(Web、動画、SNSなどを含めた総合提案) ・業界を問わず、Webを活用してビジネスを成長させたい企業様の支援全般

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